初心者におすすめ【ITパスポート】
初心者におすすめ【ITパスポート】
あなたが資格試験を受けるなら「簡単に受かりたい(落ちたくない)」「役に立つ資格が良い」と思うのは当たり前です。この要望に応えることができるおすすめ資格は『ITパスポート試験(以下、Iパスと言う。)』です。
私は、前試験区分の『初級システムアドミニストレータ試験(以下、初級シスアドと言う。)』に合格しています。2009年の情報処理技術者試験の再編で『Iパス』となり、以前よりも合格しやすい資格に変わりました。私がこの試験をすすめる理由は、次の3つです。
- 国家資格
- 受験資格、年齢制限なし(誰でも受験可能)
- 試験回数が多い
国家資格
国家資格とは、法律に基づいて国や国から委託を受けた機関が実施する資格です。知識や技術が一定水準以上に達していることを国が認定してくれれば、つまり合格することができれば、一生使える資格になります。
Iパスは、国家資格である情報処理技術者試験の区分のひとつで、初級レベルに位置づけられています。前試験区分の『初級シスアド』の合格率が約30%だったのに対し、Iパスは合格率が約50%。試験再編により難易度が低くなり、国家資格の中で最も合格しやすい資格として知られています。
受験資格、年齢制限なし(誰でも受験可能)
Iパスだけではなく、情報処理技術者試験はすべて、受験者に関する制限がありません。学歴や年齢を問わず、誰でも受験することができます。試験では『IT(Internet Technology)に関わる全ての人を対象』として『これらのひとたちが共通して備えておくべきITの基礎知識』が出題されます。
私が初級シスアドに合格したのは2005年です。学校で勉強した経験もなく、仕事でシステムに携わったこともありませんでした。当時の私は「将来、ITがなくなることはない。パソコンが苦手だと、これから先、仕事を選べなくなってしまう。どんなに苦手でも、まずは勉強をはじめてみよう」と決断し、一人で勉強をはじめました。私のまわりにITの勉強をしている人はおらず、今ようなインターネット環境もなく、参考書を買って勉強をするだけ。わからない部分がでてきたら、わかるまで参考書を見つめるだけ。
超初心者の、こんな効率の悪い勉強方法でも、しっかり勉強すれば合格できる資格です。安心して、チャレンジして下さい。
試験回数が多い
試験は『CBT方式』を採用しています。具体的には、パソコン画面に表示された問題を、マウスやキーボードで回答します。このCBT方式が導入されたおかげで、全国各地で試験を開催できるようになり、試験回数がとても多くなりました。
さらに、パソコン上で実施しているため、試験終了と同時に試験結果を確認することができます。試験結果を持ち帰ることはできませんが、『ITパスポート 試験のホームページ』から試験結果をダウンロードすることができます。
試験を受ける方法
『ITパスポート試験のホームページ』から、申し込むことができます。
『受験申込』は、受験案内と受験申込み内容をよく確認してから、申し込みましょう。
まとめ:初心者におすすめ【ITパスポート】
私が初心者にIパスをおすすめする理由は、次の3つです。
- 国家資格
- 受験資格、年齢制限なし(誰でも受験可能)
- 試験回数が多い
合格率約50%の、とても合格しやすい国家資格です。たったひとつでも資格を取ることで、『やればできる自分』の自信につながります。あなたがどんな勉強をすれば良いか悩んでいるのなら、本当に、Iパスがおすすめです。
あなたがもし「ITについて全く勉強をしたことがない」「ITアレルギー(!)かもしれない」と感じるなら、この参考書をおすすめします。たくさん使われているイラスト説明がわかりやすく、目に見えないシステムをイメージしやすいのが特徴です。IT関連書籍に定評のある「技術評論社」からの出版であり、初心者向けの入門書なのに約500ページという十分な内容量です。
他にもいろいろな参考書が販売されています。どの参考書を選ぶかは、あなたの判断におまかせです。