仕事のために断捨離してみた【働き方をシンプルにする実践】

仕事を効率化する断捨離の実践は、①文房具を必要最小限にする、②時間・手間・コストを定量化して最小化する、③自分仕事をマニュアル化する、この3つです。実体験を交えて、働き方をシンプルにする方法を紹介します。
仕事のために断捨離してみた【働き方をシンプルにする実践】
私は一時期、仕事がつまらないと感じていました。せっかく働くならスキルアップしたい、質の高い成果を出したい、量も数もこなしつつ、かける時間はもっと短くしたい。そう思い立ち、仕事に関わるモノとコトの断捨離に挑戦しました。取り組んだのは次の3つです。
- 必要最小限のモノ
- 時間、手間、コストを最小に
- 自分仕事のマニュアル化
必要最小限のモノ
私はまず、文房具を必要最小限にしました。普段から持ち歩くペンケースに、必要最小限の文房具。このペンケースさえあれば、出勤した職場でも在宅ワークでも、同じ感触で仕事をすることができます。
- シャープペンシル
- 消しゴム
- 定規
- ボールペン(黒、赤、青)
- 蛍光マーカー(黄色)
- 修正テープ
これだけあれば、私には十分です。なぜなら、書類を手書きする機会は少なく、足りなければコンビニで補充できますし、色とりどりの装飾も不要だからです。
私は「いつもの文房具だけ使う」ことが、仕事時間を短縮するコツだと考えています。どのペンを使うか迷ってしまったり、久しぶりに使ったペンが書けなくなっていたりするなどの、小さな中断を防ぐことができます。
私が使っている、写真のペンケースはこちらです。
時間、手間、コストを最小に
時間や手間を惜しまず、良い仕事を仕上げるのは簡単です。が、それでは意味がありません。会社が望むのは「成果」であって「労力(手間)」ではないからです。1年かけて100万円の仕事をするのか、それとも2ヶ月で60万円の仕事を1年に6回やるのか、あなたの会社はどちらを望んでいるのでしょうか?
私は単純明快に「最小限の力で最大の成果」を目指しています。そのために常に確認しているのが、時間・手間・コストの定量化です。
例えば、次の作業を定常業務で行っているとします。
- Aの作業=1時間
- Bの作業=30分
- Cの作業=2時間
上司から「急ぎでAをやってくれ」と言われれば、それに1時間かかることを伝えることができます。「今すぐD(定常業務外の業務)をやってくれ」と言われたときにCの作業中であれば「手を付けられるのは2時間後になります」や「CよりDを優先しますか」などの、代替案を提示することができるからです。
この姿勢は、効率化と信頼の両立につながると感じています。
自分仕事のマニュアル化
「なんとなくこなせる仕事」を「なんとなくやる」のは時間の無駄です。そこで私は、自分の仕事をマニュアル化することを意識しました。
マニュアルを作るということは、仕事の全容を把握する必要があります。作成過程では、手順の無駄や改善点が自然と見えてきます。実際に完全なマニュアルを作らなくても、「もしマニュアルにするなら…」と考えるだけで仕事は整理されます。
結果として私は、マニュアル作成の仕事をするようになってから、仕事のスピードと質の両方が上がったと実感しています。仕事の見直しの積み重ねが、効率化と合理化を促進してくれているようです。
まとめ:仕事のために断捨離してみた【働き方をシンプルにする実践】
時間や手間を惜しまず、良い仕事を仕上げるのは簡単ですが、それでは意味がありません。仕事を効率化する断捨離として、①文房具を必要最小限にする、②時間・手間・コストを定量化して最小化する、③自分仕事をマニュアル化する、この3つの実践をおすすめします。
仕事に関する不要なコトとモノの断捨離をすることで、効率化と合理化が進み、私が本当にやりたいことに時間とエネルギーを振り向けられるようになりました。もしあなたが「もっと仕事をスマートにしたい」と思うなら、まず身近な断捨離から始めてみてはいかがでしょうか。
【参考書籍】
(Amazon)仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?【飯野健司】