カイゼン
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あれこれ編【生活環境カイゼン】

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あれこれ編【生活環境カイゼン】

環境を維持するのに必要な手間は最小限に抑え、自分のやりたいことに時間を費やせる理想的な生活環境を目指して「生活改善シリーズ」を始めました。

【詳しくはこちら】
→トイレ編【生活環境カイゼン】

いろいろ見直ししてきましたが、今回は小さなカイゼンをまとめて紹介していきます。できるだけお金をかけずに、シンプルに。ちょっとしたコツとして、あなたの参考にしていただけると嬉しいです。

  1. シャワーヘッド
  2. はみがきコップ
  3. 洗剤トレイ
  4. 台所の隙間
  5. 扉のずれ
  6. 本棚

①シャワーヘッド

私が選んだのは、Amazonで高評価を得ている日丸屋製作所のシャワーヘッドです。

(Amazon)日丸屋製作所 シャワーヘッド

この製品は、節水効果が高く、水圧も保たれているので使い心地が非常に良いです。最近では多くのシャワーヘッドに「塩素除去カートリッジ」が搭載されていますが、私はこれに関して少し疑問を持っています。

日本の水は世界でもトップクラスの品質を誇ります。日常的に使用する水が清潔で安全であるため、塩素除去カートリッジを無理に使う必要はないと、私は考えています。なぜならば、もし塩素が原因で肌荒れを起こすようであれば、そもそもその水は飲料水として適さないはずだからです。

さらに重要なのは、シャワーヘッドの清潔さです。シャワーヘッドは浴室に常に設置されているため、内部に水が溜まりやすく、これが雑菌の繁殖につながることがあります。そのため、できるだけシンプルな構造のシャワーヘッドを選ぶことが大切です。シンプルなデザインは、カビの発生を抑えるだけでなく、清掃も簡単にすることができます。

私は、節水シャワーヘッドを使用しつつ、塩素除去カートリッジは取り外しました。これにより、清掃の手間が省けるだけでなく、カートリッジの買い替えコストもシンプルにできました。

②はみがきコップ

以前は、はみがきコップを洗面所に置きっぱなしにしていました。定期的に漂白して清潔に保つよう努力していましたが、それでもコップの底に水が溜まってしまい、効果を感じにくい状況が続いていました。

試しに、はみがきコップの下に珪藻土コースターを置いてみました。珪藻土は吸水性が高く、コップの下に水が溜まるのを防げると期待しましたが、実際にはこれもあまり効果を感じられませんでした。

ここでようやく、はみがきコップの置きっぱなしが良くないのではないかと気付いたのです。また、コップに歯ブラシを立てることで、内側が傷ついてしまうことも大きな問題でした。

今回のカイゼンで、効果が感じられなかった珪藻土コースターは処分しました。代わりに、コップの管理方法を見直すことで、無駄な手間を省くことにしました。

はみがきコップは、使用後は必ず洗って水切りかごに置くようにしました。これにより、コップの置きっぱなしを防ぎ、常に清潔な状態を保つことができます。また、歯ブラシ立てを別途用意し、歯ブラシとコップを分けて保管するようにしました。これにより、コップの内側が傷つくことを防ぎ、コップの寿命も延ばすことができました。

このように管理方法を見直しカイゼンした結果、はみがきコップを常に清潔に保つことができるようになりました。コップの内側も傷つくことなく、長持ちしています。また、毎回使用後に洗うことで、衛生面でも安心できるようになりました。

③洗剤トレイ

以前は、台所用洗剤の下にトレイを置いていました。これは、液だれや液漏れによる汚れを防ぐためのものでした。しかし、トレイ自体が汚れてしまうことが多く、頻繁に洗う必要がありました。さらに、トレイの上にほこりがたまり、余計な手間がかかることもありました。

この手間が本当に必要なのかを見直し、カイゼンすることにしました。トレイを置くことが当たり前になっていましたが、もっとシンプルに管理できる方法はないかと考えました。

思い切って、トレイを完全に取り除きました。これにより、トレイ自体を洗う手間がなくなり、台所の見た目もすっきりとしました。代わりに、洗剤を使用するたびに、液だれや液漏れがあった場合は、すぐに台ふきんで拭き取るようにしました。これにより、汚れが広がるのを防ぎ、常に清潔な状態を保つことができます。

そして、台ふきんは定期的にしっかり洗濯し、清潔な状態を維持するようにしました。これにより、拭き取り時に汚れを広げることなく、効果的に清掃が行えます。

このように管理方法を見直した結果、台所用洗剤トレイを使わずに台所を清潔に保つことができるようになりました。トレイを取り除いたことで、台所がすっきりとした印象になり、掃除の手間も大幅に減りました。台ふきんを使って都度拭き取ることで、汚れが広がるのを防ぎ、常に清潔な状態を維持しています。

④台所の隙間

我が家の台所には、シンクとガス台の間に隙間があります。古い賃貸マンションのため、ガス台が後から設置されたことが原因だと考えられます。この隙間は見た目に気になるだけでなく、冬場には寒気が流れ込んでくるという問題もありました。

そこで、この隙間を埋めることにしました。退去時にすぐ取り外せるように、以下のアイテムを使用しました。

(Amazon)すき間ふさぎテープ(3M)

すき間ふさぎテープを両側から貼り合わせて、隙間をしっかりと埋めました。この方法により、見た目がすっきりし、寒気が入ることもなくなりました。

隙間を埋めたことで、台所に立つたびに感じていた違和感がなくなりました。寒気の問題も解消され、快適に台所を使うことができるようになったのです。このカイゼンによって、台所での作業がより気持ちよく行えるようになりました。

このカイゼンは、見た目や快適さの向上に大きく貢献しました。簡単な対策に見えるかもしれませんが、日々の生活の質を大きく向上させる結果となりました。台所の隙間を埋めることで、気持ちの上でも大きな変化がありました。

小さな小さなカイゼンが、生活の質を大きく向上させることがあるのです。

⑤扉のずれ

組立家具やガス台の扉が時々ずれてしまうことがありました。これは家具の組み立て上の性能によるものかもしれませんが、見た目だけでなく使い勝手にも影響するため、非常に気になる問題です。

そこで、扉の調整を行いました。特に蝶番タイプの扉は簡単に調整することができます。

1:蝶番の確認
蝶番が正しく取り付けられているかを確認し、緩んでいる場合は締め直す

2:位置の調整
蝶番には調整ネジがついていることが多いので、それを使って扉の位置を微調整する

扉のずれを調整することで、見た目がすっきりし、扉の開閉がスムーズになりました。隙間がなくなることで、湿気やほこりが溜まりにくくなり、清潔な状態を保つことができます。簡単な作業ですが、その効果は非常に大きいと感じました。

⑥本棚

以前は、大きな本棚に憧れてハイタイプの本棚を使用していました。しかし、シンプルな生活を心がける中で、本棚に収納するものが少しずつ減っていきました。ハイタイプのため、転倒防止に家具用突っ張り棒を設置していましたが、中身が軽くなるにつれて本棚がかなり揺れるようになってしまいました。

そこで、安全性と実用性を考慮し、ロータイプの本棚に変更することにしました。ロータイプの本棚にすることで、地震対策にもなり、一人で簡単に移動できるため、掃除もしやすくなります。この決断は、本が大好きな私にとって大きなものでしたが、結果的には非常に良い選択でした。

ロータイプの本棚に変更するためには、収納量を半分以下にする必要がありました。そのため、手元に残す本を厳選し、多くの本を整理することになりました。特に新書や発売の新しいビジネス書が多くあったため、それらを札幌市の図書館に寄贈しました。

札幌市の図書館 寄贈のおねがい

図書館に寄贈することで、読みたくなったときに再び借りることができ、他の人にも本を楽しんでもらえるのは嬉しいことです。手元に残す本にはブックフィルムをかけ、これ以上傷まないように工夫しました。

(Amazon)ブックコートフィルム

ロータイプの本棚に変更したことで、部屋の印象が明るくなり、作業スペースを広く取ることができました。本棚の掃除も簡単になり、部屋全体が清潔に保たれています。ブックコートフィルムをかける作業は大変でしたが、本が長持ちするようになり、管理が楽になりました。

今回紹介した中で一番苦労したカイゼンですが、生活の快適さを大きく向上させることができました。

まとめ:あれこれ編【生活環境カイゼン】

今回の生活環境改善では、シャワーヘッドの選定から本棚の変更まで、さまざまなカイゼンを行いました。シンプルな生活を目指す中で、環境を整えることが大切だと再認識しました。 特に本棚の変更は大きな決断でしたが、部屋の印象がすっきりし、作業スペースが広がったことで、生活の質が大幅に向上しました。小さな工夫でも、大きな効果を実感できることが分かりました。今後もシンプルで快適な生活を目指し、さらに改善を続けていきたいと思います。

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満稀(みつき)
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