後悔しない断捨離
後悔しない断捨離
「断捨離」したら運気が上がる、物を片付けて「断捨離」する、など言いますが、あなたは「断捨離」に成功していますか?ブームに乗ってやってみたけれど、失敗やリバウンドばかりになっていませんか?
私は、自分自身のやりたくない作業を効率化・合理化し、自分の時間を有効活用するために「断捨離」に取り組んできました。私の経験を含めて、後悔しない断捨離のコツを2つ、お話しますね。
- 断捨離は心の整理
- 断捨離の前にやるべきことを明確化
断捨離は心の整理
「断捨離=捨てること」と考えがちですが、本来の断捨離の意味は、捨てることではありません。
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用。
引用:ウィキペディア
断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。
不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。
よく考えずに捨てて後悔しないように、「物と向き合う気持ち」をじっくり育てていきましょう。
断捨離の前にやるべきことを明確化
何を捨てるかを考えて、物を捨ててはいけません。いきなり「何を捨てるかを決める」のではなく、最初は「やるべきことを明確化」することです。明確化するのは、次の4点です。
- 目的
- 目標
- 期限
- 実行方法
例えば、ダイエット。
- 健康のため(目的)
- 3kg(目標)
- 1ヶ月後の健康診断までに(期限)
- ウォーキング(実行方法)
断捨離の一例です。
- 部屋を広く使う(目的)
- リビングルームを片付ける(目標)
- 2週間後の連休までに(期限)
- 不要な物は、フリマアプリに出品する(実行方法)
私の断捨離の例です。
- 家事の効率化・合理化のため(目的)
- キッチンの収納を7割にする(目標)
- ゴールデンウィークまでに(期日)
- 不要な物は、ゴミとして処分する(実行方法)
最初から何を捨てるかを決めてしまうと、どれだけの量を捨てれば良いのかわからなくなりますし、いつまで捨て続ければ良いのかわかりません。やるべきことを明確化しておくことで、「何を捨てれば良いか」「どれくらい整理が必要なのか」「いつまでに完了させるのか」「どんな方法でやるのか」など、あなた自身で断捨離の成果、達成度を確認することができます。成果、達成度を確認することで「捨てすぎ」を防ぐことになります。
断捨離のはじめかた
あなたが後悔しない断捨離をはじめるための、具体的な手法を紹介します。
- 捨てる物、すぐに買い直せる物
- 狭い一部分に取り組む
- 物の種類で区切る
捨てる物、すぐに買い直せる物
期限切れで不要になるダイレクトメールや、すぐに同じ物を買い直せるボールペンなどからはじめましょう。「捨てるべき物を捨てる」という意識を持つことが大切です。不要な物を捨てられない人が、不要かどうかを決めなければいけない物を捨てることは難しいでしょう。また、すぐに買い直せる物であれば、間違えて処分してしまっても同じ物を取り戻すのが簡単です。
狭い一部分に取り組む
台所、リビングルームなどの広いスペースには、いろいろな物があります。あれもこれもやろうとすると、手間と時間がかかって挫折しやすくなります。断捨離したいエリアを狭く絞り込み、一部分にだけ取り組みましょう。
例えば、台所の引き出しひとつ、リビングボードの引き出しひとつ、などです。この一部分が完了するまで、他の場所に手を付けてはいけません。一部分に集中することで、より早く完成し、目に見える形で成果が残ります。成果が出ることでモチベーションが上がり、次に取り組みやすくなります。
物の種類で区切る
狭い一部分が難しければ、物の種類で区切ります。ぬいぐるみ、グラス類、ワイシャツ、などの、小さな物の種類が良いでしょう。これも先程と同様に、一種類が完了するまで、他の物に手を付けてはいけません。断捨離の成果を出ることを、あなたが実感することが大切なのです。
まとめ:後悔しない断捨離
慌てて断捨離してしまうと、後悔することになります。後悔しないコツは、2つです。
- 断捨離は心の整理
- 断捨離の前にやるべきことを明確化
具体的な手法は、3つです。
- 捨てる物、すぐに買い直せる物
- 狭い一部分に取り組む
- 物の種類で区切る
断捨離だけではなく、これから何かをはじめるあなたにおすすめします。やり抜く力を身につければ、新しいことをはじめることがとても楽しくなります。
(Amazon)やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学