断捨離できない炊飯器【わが家の選択と工夫】

炊飯器は「断捨離したけど後悔した」という声が多い家電のひとつです。私は実際に検討しましたが、結論は「炊飯器は断捨離できない」でした。その理由は ①手間と時間を減らせること、②生活に最適化できること、です。この記事では炊飯器を手放さなかった理由と、選び方のコツ、実際に使っているモデルを紹介します。
炊飯器を断捨離しなかった理由
あなたは、捨ててしまって後悔したモノはありますか。捨てる前に、もう一度検討すれば良かったと思ったことはありますか。私は、炊飯器を断捨離することはできませんでした。炊飯器を断捨離しなかった理由は2つです。
- 手間と時間をかけない
- 大切なのは最適化
手間と時間をかけない
炊飯器以外でも、ご飯を炊くことができます。しかし、普通のお鍋や土鍋、圧力鍋などでご飯を炊こうとすると、「出来上がるまで台所で火加減を見守る」という手間と時間が増加してしまいます。さらに、炊きあがりの味を一定させることが難しく、私にとっては「手間が増えるのに仕上がりに満足できない」ことが大きなストレスでした。
大切なのは最適化
スイッチひとつでご飯が炊けること自体が「断捨離=手間の削減」でした。
炊飯中は他の家事や調理ができ、生活がスムーズになります。断捨離=モノを減らすことではなく、自分の暮らしを最適化することだと実感しました。
炊飯器の選び方のコツ
炊飯器は「誰かが良いと言ったもの」ではなく、あなたの生活スタイルに合うかどうかで選びましょう。大家族であれば、たくさんの量を扱えるモノが必要ですし、味にこだわりがあるのならば、おいしいご飯を炊きあげるモノが良いでしょう。炊飯器の選び方のコツは、3つあります。
- 味
- 量
- 炊飯以外の機能
味
炊きたてを食べる場合は、圧力炊きをおすすめします。玄米などのお米を炊く場合にも、圧力炊きが良いでしょう。ふっくらもちもちに仕上がるのがメリットです。デメリットは、本体価格が高いものが多いことです。
量
多いものでは、10合(1升)炊きまであります。が、量が多ければ良いというわけではありません。一度にたくさん炊いてしまうと、保温や保存の手間がかかり、味も落ちてしまいます。家族で食べる量を考えて、炊飯器の大きさを決めましょう。
炊飯以外の機能
高性能な炊飯器は、煮物やケーキ、ヨーグルトまで作ってくれる機能が搭載されているものがあります。IH調理器とおひつ部分に分離するものもあります。炊飯以外の用途にも使いたい場合は、高性能炊飯器を選びましょう。
私が「炊事の断捨離ために選んだ炊飯器」を紹介しますね。その名も『BALMUDA The Gohan(バルミューダご飯)』です。
- メリット
- 浸水時間が不要
- あっさり、さっぱりした仕上がり(どんぶりご飯などに合う)
- 保存に適している
- デメリット
- 内釜がふたつあり、手入れがやや面倒
- 圧力炊きの味ともちもち感には勝てない
それでも「自分の食生活に合う」と感じ、この炊飯器に落ち着きました。
まとめ:断捨離できない炊飯器【最適化で手間と時間を減らす選び方】
私が炊飯器を断捨離できない理由は ①手間と時間を減らせること、②生活に最適化できること、です。
断捨離は「とにかく減らすこと」ではありません。自分にとって本当に必要かを考え、生活を最適化することがゴールです。炊飯器は私にとって、手放すよりも残す方が合理的な選択でした。